FRL (IED)ワークパーミット保持者の滞在許可です。ワークパーミットは、基本的に雇用者が申請してくれます。それが許可された場合に個人で滞在許可をとります。イギリス国内で申請できるものはFurther leave to remain(FLR)と言って、ホームオフィスに申請します。 ただし、これは学生ビザから切り替えられない、国内で申請できる職種は限られていると思います。該当しない場合は、一時帰国しエントリークリアランス取得の必要があります。 くろの場合は、当時不足な職種と指定されていた看護婦だったこと、それ以前に取得していたのが「看護学生ビザ」(普通の学生ビザとはステイタスが違って、切り替えが可能)だったということでイギリス国内での申請ができました。 一般の企業に就職した友人は、一時帰国してワークパーミットの発行を待ち、日本の在日英国大使館でワーパミ保持者としてエントリークリアランスを取得する必要がありました。 現在、資格を取り立ての看護師は不足している職種からはずされています。イギリス国内の看護師が充足しているということです。現実、単にNHSの予算不足でスタッフカットされているので外国人看護師より、イギリス人、EEAパスポート保持者を優先しているからです。 くろがFLRをとった時は、ちょうどその不足職種から指定がはずされる少し前でギリギリでした。そのためか、以前は5年ほどの期間で取れていたようですが、くろの滞在期間は3年に設定されています。 永住権をとるためには、合法的に仕事をしていて5年が経過している事が条件ですから、3年だとFLRの再申請が必要です。今のまま、予算がカットされイギリス人ですら就職が難しいと言う場合に無事にワークパーミットの延長が許可されるのかどうか微妙なところです。 実際、延長が却下されてアメリカやオーストラリアなどに移住していくフィリピン・インド系などの外国人ナースが増えてきていると言う話を聞きます。 特にNHSでは就職の案内にもイギリス人・EEAパスポート保持者優先と明記してるので外国人ナースには厳しい状況です。 ジャンル別一覧
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